「旅行に出かけたいけど連休を取るのは難しい…」「少ない予算でも旅行を楽しみたい!」そんな悩みを抱えている人のために、予算2万円で楽しめる東京発の旅行プランを紹介します。数ある観光地の中でも、日帰り旅行にぴったりな短時間で魅力を満喫出来るスポットを5つ紹介しているので、日帰り旅行の参考にしてみてくださいね。
せっかくの旅行だから、日常の生活を忘れられるような秘境へ訪れてみたい!そんな願いを叶えてくれる日帰り旅行スポットが神奈川県にある無人島・猿島(さるしま)です。猿島は東京湾に浮かぶ大きな自然島で、過去には砲台が置かれ旧日本軍の要塞として機能していました。
長らく国の管理下にあった猿島ですが、2003年に横須賀市に譲渡されてからは「猿島公園」として整備され、一般の人々に公開されています。そんな猿島へのアクセスですが、まずは最寄り駅の横須賀中央駅へ向かいます。
そこから猿島行きのクルーズ船乗り場である三笠桟橋までは歩いて15分ほどです。クルーズ船の乗船時間は約10分と短めですが、短い時間でも心地よい風を体いっぱいに感じることが出来ますよ。ディープブルーに染まった海の美しさも必見です。
気になる料金ですが、クルーズ船は往復で大人1名1400円となっています。また、最寄り駅の横須賀中央駅へは東京都内からであれば1000円ほどでアクセスすることが可能なので、交通費だけなら4000円以下とかなりお手頃な価格です。
猿島へ着いたら深い緑が生い茂る島内を散策しましょう。苔の生した要塞跡はとても神秘的な雰囲気に満ちていて、まるでファンタジーの世界にでも訪れたかのような光景です。ひと通り島内を歩き回った後の過ごし方は自由です。
猿島ではビーチで海水浴を楽しんだり、バーベキューをしてみたり、色々なアクティビティを楽しめます。有料にはなりますがバーベキューの道具はレンタル出来ますし、食材も猿島で受け取ることが可能です。レストランも営業しているので食事の心配はいりません。
手ぶらで猿島に訪れて、心ゆくまで大自然を堪能してみてはいかがでしょう。
電車に乗って旅をしたいのなら、江ノ電がオススメです。江ノ電は相模湾沿岸を走る鉄道のことで、鎌倉から藤沢までの15駅を結んでいます。鎌倉を出発してから藤沢に到着するまでの所要時間はおよそ33分と短めですが、各駅には途中下車をしたくなるような魅力あるスポットが多く、1日かけてゆっくりと旅行を楽しむことが出来ます。
江ノ電の車窓からはとても味のある風景を眺めることが出来るので、初めて江ノ電に乗る人は最初は途中で下車しないで、33分かけて風情ある車窓の景色を堪能してみるのも良いかもしれません。江ノ電の出発地点となる鎌倉までは東京駅から電車でおよそ1時間でアクセス出来ます。
運賃は1000円程度です。そして肝心の江ノ電の乗車券ですが、途中下車を楽しみたいのなら江ノ電1日乗車券「のりおりくん」の購入がオススメです。大人料金でも650円とかなりお得なので、ぜひとも活用しましょう。
なお、「のりおりくん」は鎌倉駅の券売機で購入することが出来ますよ。江ノ電が通る駅にはたくさんの観光スポットがあります。例えば鎌倉駅には小町通りや鶴岡八幡宮、長谷駅には高徳院や長谷寺など、電車を降りる先々で魅力溢れる名所を訪れることが可能です。
その中でも絶対に下車して欲しいのが江ノ島駅です。江ノ島駅からはその名前の通り、江ノ島へ行くことが出来ます。少々歩くことにはなりますが、江ノ島は抜群のロケーションと美味しいグルメを楽しめるスポットなので、江ノ電に乗るのなら外すことの出来ないスポットです。
仕事や家事で毎日疲れてはいませんか?そんな時は日帰り旅行で伊豆を訪れて、暖かい温泉につかって体を癒しましょう。たくさんの温泉がある伊豆高原までは、東京駅から新幹線を利用しておよそ1時間30分です。なお、途中で乗り換えが必要になります。
運賃ですが、新幹線で指定席を利用した場合で片道約5300円となっています。伊豆高原には太平洋を見渡せるような露天風呂を持った温泉がたくさんあります。どの温泉に入ろうか迷ってしまいますよね。伊豆高原にある温泉のほとんどは日帰り入浴をすることが可能で、料金は温泉によって異なりますが1000円から2000円ほどとなっています。
そこまで高額でもないので、いくつかの温泉に入ってみるのも良いのではないでしょうか。伊豆高原は温泉が有名ですが、海鮮料理もとっても人気があります。温泉につかって体をリフレッシュすることが出来たら、美味しい魚介類を味わってお腹も満たしましょう。
伊豆高原では贅沢な日帰り旅行を楽しむことが出来そうですね。
埼玉県にある川越は、江戸時代に城下町として栄えていた和の趣がある人気の観光地です。
東京から電車でおよそ50分でアクセスすることが可能で、また2000円もあれば往復出来ることから日帰り旅行で訪れる人が多いスポットとなっています。そんな川越の楽しみ方としては、甘いお菓子の食べ歩きがオススメです。
川越の名産物がさつまいもであることを知っていますか?そのため、川越にはさつまいもを使った甘くて美味しいスイーツがたくさん集まっています。例えば、紫芋を使ったソフトクリームや大きなさつまいもをスライスして油で揚げたおさつチップなど、さつまいもが好きならたまらないスイーツを味わうことが出来ます。
また、川越には菓子屋横丁と呼ばれるエリアがあります。ノスタルジックな雰囲気に包まれている横丁には飴玉やお饅頭など、どこか懐かしい気持ちに浸れるようなお菓子が集まっています。このように、川越では甘いものをたくさん食べたいという欲を満たすことが出来るのです。
初詣で毎年300万人ほどの参拝客が訪れている成田山新勝寺。その新勝寺へ続く表参道ではたくさんの美味しいグルメを味わうことが出来ます。日帰り旅行で贅沢なグルメを堪能したいという人がいれば、ぜひとも成田山表参道へ出かけてみてください。
ちなみに東京から成田山表参道の最寄駅である成田駅へは電車でおよそ1時間30分、運賃は往復で2000円ほどとなっています。交通費がそんなにかからないので、浮いたお金を食事代に費やすことが出来ますね。ここの名物グルメとして有名なのが「うなぎ」です。
古くからうなぎを食べる習慣があったことから、この辺りにはうなぎ料理の老舗が集まっています。中には創業100年を超える老舗もあり、秘伝のタレを使った絶品のうなぎを味わうことが出来ます。それだけではなく、成田山の表参道には蕎麦屋やピザ屋、洋菓子店など豊富なジャンルのお店が立ち並んでいて、訪れるたびに何を食べようか迷ってしまいます。
何度訪れても飽きることなく美味しいグルメを味わえることが、成田山表参道の人気の理由かもしれませんね。たくさんのお店が立ち並ぶ表参道を通り抜けると、成田山新勝寺にたどり着きます。新勝寺は国内でも有数のパワースポットなので、美味しいグルメを堪能した後には参拝してご利益をいただいて帰りましょう。
東京の近くには、日帰り旅行でも十分に楽しむことが出来るスポットがたくさんあります。そんなに遠出をしない日帰り旅行だと交通費がそれほど高くならないので、少ない予算で旅行を楽しめるのが嬉しいですよね。なかなか連休が取れなくて旅行に出かけられないという人は、サクッと楽しめる日帰り旅行を考えてみてはいかがでしょう。
参考-jtb日帰りバスツアー関西発 ... オリオンツアーhttps://orion-bustabi.com/kansai